FXビギナーズガイド(お取引実践編):リスク管理方法
リスク管理方法
FX外国為替証拠金取引は、レバレッジを利用した取引のため、なにも準備していない場合には、急激な相場の変動により想定外の損失に見舞われてしまうことが多くあります。
『なかなか損切りができないため、じりじりと損失が膨らみ、想定外の損失が発生する』ということも多々あります。 そんな場合の事前策として、リスク管理の具体的な方法について解説いたします。
アセットコントロール機能とは、お客様の任意の設定において、一括返済の基準を設けることができる機能です。 一定間隔で行われる純資産評価において、純資産額がお客様ご自身にて設定されたストップロス基準額以下となっていた場合に、未決済建玉すべてを自動的に成行注文で返済することができます。
本機能をご利用になれば、お客様があらかじめ想定する損失の範囲内でポジションの解消を行うように設定することが可能です。
- ※ アセットコントロールでストップロス基準額を設定した場合においても、その基準額を保証するものではなく、相場の状況等によっては執行される価格がストップロス基準額から大きく乖離することがありますので、その点には十分ご注意ください。
- ※ 振替(出金)の申請をなさいますと、設定されていたアセットコントロールは自動的に解除されますので、その点もご注意ください。
具体例
1万円のリスク許容額を設定した場合、下記図のようにそれぞれのポジションで評価損益を加味しますので、トータルでの管理が可能となります。

- すべてのポジションの評価損益から算出して管理するために、上記のように片方のポジションが規定値に達しても、ドル円での評価損益がプラスのため、ポジションは決済されません。
- 一定間隔での純資産評価が行われたときにアセットコントロールのストップロス基準値に達していた場合、全てのポジションが決済されます。
設定方法
『楽天 FX会員画面ログイン』 ⇒ 『お客様情報』 ⇒ 『各種設定』 ⇒ 『アセットコントロール設定』 にて設定いただけます。

1.リスク許容額
現在の純資産から許容される損失相当額を入力してください。
- 例. リスク許容額を200,000円と入力した場合
- 保有するポジションに対して200,000円相当の損失が発生した場合に、全てのポジションが成行注文にて決済されます。
2.ストップロス基準額
設定時の純資産(A)-リスク許容額(B)により算出されます。一定の間隔での純資産評価により、純資産がストップロス基準額以下となっていた場合に、全ポジションを成行注文にて決済いたします。
- 例. 設定時の純資産が1,000,000円の時、リスク許容額を200,000円と入力した場合
- ストップロス基準額は800,000円となり、純資産がストップロス基準額の800,000円以下になった時点で、全てのポジションが成行注文にて決済されます。
- 【アセットコントロールとロスカット】
- アセットコントロール設定時において、アセットコントロールのストップロス基準額がロスカット基準額(保持する建玉の50%の金額)を下回っている場合においては強制ロスカットに該当するロスカット基準額が優先されます。リスク許容額の損失相当額をご入力になる際はご注意ください。
- ※ 振替(出金)の申請をなさいますと、設定されていたアセットコントロールは自動的に解除されますので、その点もご注意ください。
楽天 FXで提供している8種類の注文方法のうち、●●円までは耐えられるがそれ以上のリスクはとりたくないといった場合に有効な注文があります。
このような『損失の確定』を前提とした注文をご利用なさることにより、想定外の損失の発生を抑え、お客様のポジションを意図した範囲で管理することができます。
上記注文の基本となるのは、『逆指値』と呼ばれる注文方法です。『逆指値』注文については、一般的に『損失の確定』、『利益の確定』、『トレンドフォロー』の3つの使い方が紹介されます。まずは、『逆指値』についての『損失の確定』方法についてご紹介いたします。
『逆指値』注文とは、オンライン証券会社のサービスとして、広く浸透されつつある注文方法のひとつです。
『逆指値』注文は、買いの場合、「価格が上昇し、指定した価格以上になれば買い」、売りは「価格が下落し、指定した価格以下になれば売り」という注文です。
具体例

例えば、上記のような場合で、米ドル/円ペアの買いポジションを120円で買ったとします。 この場合、120円から価格が下がると、損失の拡大が進むことになります。仮に損失を118円のレベルまでは耐えられるが、それ以上のリスクはおさえたいと思った場合に、『118円以下になったら売り返済』といった注文をだすことで、意図した損失の確定を実現することができます。
- ※ 但し、相場急変時には、ご指定いただいたレートよりも不利なレートで約定することがありますのでご注意ください。
楽天 FXでは、上記の『逆指値』を組み合わせた次のような3つの複合注文を用意しています。 より、お客様の投資スタイル、または、各相場状況において、有効に活用が期待できますので、ぜひご利用ください。
IFD 注文
あらかじめ新規注文と決済注文の価格を指定して、同時に発注しておく注文方法です。新規注文が約定したあとで、あらかじめ決められた価格での決済注文を出します。利益や損失を確定させるのに便利です。
OCO 注文
2つの注文を同時に出しておき、一方が成立するともう一方は取り消しされる注文方法です。すでにポジションがある状態で、異なる内容の決済注文を2つ同時に発注したりできます。価格の動きがどちらに振れようと利益や損失範囲をあらかじめ決めることができます。
楽天 FXでは、証拠金維持率の悪化をお知らせするために、2種類のメールをお送りしています。
このメールは、口座開設時にご登録いただいたメールアドレスの他に、お客様自身で、もう一つ宛先を設定することが可能です。携帯電話等のアドレスをご登録いただければ、より迅速に維持率悪化のお知らせを受けることができるため、ぜひ有効にご活用ください。
証拠金維持率悪化のお知らせ条件
- プレアラーム
- 純資産額が建玉必要証拠金の120%となった場合
- アラーム
- 純資産額が建玉必要証拠金の100%となった場合
- ※ それぞれ、1日1回のみの送信となります。
設定方法について
『楽天 FX会員画面ログイン』 ⇒ 『お客様情報』 ⇒ 『お客様情報詳細』 ⇒ 『メールアドレス変更画面へ』 にて設定いただけます。


基本的に為替は24時間取引が行われておりますが、週末(土・日) においては、取引が行われておりません。
しかしながら、週末においても為替は動いているので、月曜日の為替相場の始まりは、急激な相場変動を伴って始まる場合があります。
例えばロスカットで50%の維持率で強制執行されるルールがあった場合でも、建玉証拠金の50%維持率を大きく下回った価格で約定することがあります。 週末から週初にかけての相場動向においては、特にご注意いただき、ポジションの調整、及びご入金による維持率の改善など、ポジションの管理に十分お気を付けください。
世界的に、短期金融市場が不安定な場合などに、スワップポイントが大きく変動する場合があります。単にスワップポイントの数値が変動するだけでなく、プラス・マイナスが逆転する場合があります。相場が不安定な場合には、スワップポイントにもご注意ください。
スワップポイントの確認方法
『楽天 FX会員画面ログイン』 ⇒ 『取引照会』 ⇒ 『スワップポイント履歴』 にて、ご確認いただけます。

FXのリスクと費用について
- 外国為替証拠金取引(楽天FX)の取引にかかるリスク
- 外国為替証拠金取引(楽天FX)は、取引通貨の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があるため、売り付けた際の精算金額が買い付けた際の精算金額を下回る可能性があり、損失が生じるおそれがあります。また、外国為替証拠金取引(楽天FX)は少額の委託証拠金でその委託証拠金の額を上回る額の取引をおこなうことができ、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は、差し入れた委託証拠金を上回るおそれがあります。
- 外国為替証拠金取引(楽天FX)の取引にかかる費用等
- 外国為替証拠金取引(楽天FX)の取引手数料は、無料です。また、取引にあたっては各通貨の売付価格と買付価格の差(スプレッド)があります。スプレッドは通貨ペアごとに異なります。
- 委託証拠金等について
- 外国為替証拠金取引(楽天FX)をおこなうには、委託証拠金の差し入れが必要です。必要委託証拠金は、通貨ペアごとに異なり、各通貨ペアの1万通貨当たりの建玉必要証拠金額は、日々、取引日終了時点の為替レートをもとに、レバレッジが25倍を超えない水準で設定いたします。
(法人のお客様のレバレッジは100倍を超えない水準で設定)
情報提供元:楽天証券














